尺八で奏でる日本の四季|第13回埼玉県芸能文化振興会発表会を終えて

〜第13回埼玉県芸能文化振興会発表会に出演して〜

2026年5月6日、第13回埼玉県芸能文化振興会発表会に、私が主催する尺八教室の生徒の皆さんと共に出演させていただきました。

今回、このような貴重な舞台にお声がけいただいたのは初めてのこと。会場には、能楽や日本舞踊など、さまざまな伝統芸能団体が集い、それぞれが日本文化の魅力を表現していました。そんな格式ある舞台に、私たちは総勢9名で参加しました。

教室としては、毎年開催している発表会に加え、昨年度より埼玉県主催のアーティストボランティア事業にも参加し、福祉施設などで演奏活動を行っています。しかし、外部の大きな舞台へ出演するのは今回が初めて。生徒の皆さんにとっても、大きな挑戦となりました。

今回披露した楽曲は、「四季の風 ― 日本のうたメドレー ―」。
春・夏・秋・冬、それぞれの季節を彩る日本の童謡・唱歌を全11曲つなぎ合わせたメドレー作品です。編曲は私自身が担当しました。

この曲は三重奏形式となっており、曲ごとにソロパートを交代しながら演奏できる構成になっています。今回は初めて、生徒の皆さんにもそれぞれソロパートを担当していただきました。

全体練習はわずか2回。決して十分とは言えない準備期間でしたが、本番では全員が心を一つにし、それぞれの音を丁寧に重ねながら演奏することができました。


演奏後には主催者の方より、

「素晴らしかったです。会の格調を上げていただき、ありがとうございました」

というありがたいお言葉も頂戴しました。

また参加した生徒の皆さんからも、

「参加できて本当に良かった」
「またぜひ出演したい」

という前向きな感想をいただき、教室としての新たな可能性を感じる機会となりました。

尺八教室を続けていく中で、年々新しい出会いや景色を見せていただいています。それは、参加してくださる皆さん一人ひとりの存在があってこそです。

今回会場で演奏を聴いてくださったお客様にも、少しでも尺八の魅力や、日本のうたの美しさが届いていたなら嬉しく思います。

音楽は、人と人をつなぎ、心を豊かにしてくれるもの。
そして、人生にそっと彩りを与えてくれる存在だと、改めて感じた一日でした。

歩みはまだまだ小さなものかもしれません。
それでも、「音楽には人を幸せにする力がある」という想いを胸に、これからも演奏活動や教室活動を通して、より多くの方へ音楽の魅力を届けていきたいと思います。

参加してくださった皆様!ありがとうございました